廃墟巡り、廃村巡りは違法？安全に楽しむための方法と注意点

この記事では、廃墟巡りや廃村巡りに興味があるけれど、違法行為にならないか不安に感じているあなたに向けて、安全に楽しむための方法と注意点について解説します。ワクワク感やドキドキ感を求めて、廃墟や廃村に興味を持ったあなたの気持ちを理解し、法的リスクを回避しながら、安全に探検を楽しむための具体的なアドバイスを提供します。また、東北地方で廃墟や廃村を探す際のヒントもご紹介します。

以前、夏場に廃業したスキー場に興味本位で立ち入りました。多分不法侵入とかに当たると思います。その時は、ワクワクが止まらず、なぜか鍵が空いていたドアからスキー場管理所？みたいな施設に入り込みました。

誰かいるかもしれない、何かあるかもしれないみたいなワクワク感とかドキドキ感をまた味わいたいです。

そこで、廃墟巡りや廃村巡りをしたいと考えています。

違法にならない場所などを探すにはどーすればいいのでしょう。

また、東北にそーいった場所を知ってる方がいたらお教えいただきたいです。

廃墟巡り、廃村巡りの魅力とは？

廃墟巡りや廃村巡りには、独特の魅力があります。それは、時間の流れを感じさせ、忘れられた過去に触れることができるからです。朽ち果てた建物や、人の気配がなくなった村には、かつての生活や文化が残されており、訪れる人々に強烈な印象を与えます。また、廃墟や廃村は、写真撮影の対象としても人気があり、独特の雰囲気を持つ写真を撮ることができます。非日常的な空間での体験は、日常のストレスから解放され、特別な高揚感をもたらすでしょう。

廃墟巡り・廃村巡りをする上での法的リスク

廃墟巡りや廃村巡りをする際には、いくつかの法的リスクを理解しておく必要があります。主なリスクとしては、以下のものが挙げられます。

不法侵入罪: 許可なく他人の土地や建物に立ち入る行為は、刑法130条に規定される不法侵入罪に該当する可能性があります。これは、廃墟や廃村であっても、所有者や管理者がいる場合には適用されます。
器物損壊罪: 廃墟や廃村の建物や設備を故意に壊したり、傷つけたりする行為は、刑法261条に規定される器物損壊罪に該当します。
建造物侵入罪: 人が住んでいない建物であっても、施錠されているなど管理されている場合は、建造物侵入罪に問われる可能性があります。
軽犯罪法違反: 周囲に迷惑をかける行為や、不審な行動は、軽犯罪法に抵触する可能性があります。

これらの法的リスクを避けるためには、以下の点に注意する必要があります。

所有者または管理者の許可を得る: 廃墟や廃村に立ち入る前に、必ず所有者または管理者の許可を得ましょう。許可を得る際には、立ち入りの目的や、どのような行動をするのかを明確に伝えましょう。
私有地への無断立ち入りはしない: 立ち入り禁止の看板がある場所や、柵で囲まれている場所など、私有地への無断立ち入りは絶対にやめましょう。
建造物には無断で入らない: 建物内に入る際には、所有者または管理者の許可を得るか、安全に立ち入りできる状態であることを確認しましょう。窓ガラスが割れているなど、危険な状態の建物には近づかないようにしましょう。
物を壊したり、持ち帰ったりしない: 廃墟や廃村にある物を壊したり、持ち帰ったりする行為は、器物損壊罪や窃盗罪に該当する可能性があります。
周囲に配慮する: 廃墟や廃村の周辺には、住民が住んでいる場合があります。大声で騒いだり、ゴミを捨てたりするなど、周囲に迷惑をかける行為は慎みましょう。

安全に廃墟巡り・廃村巡りを楽しむための方法

法的リスクを回避し、安全に廃墟巡りや廃村巡りを楽しむためには、以下の方法を実践しましょう。

情報収集を徹底する: 廃墟や廃村に関する情報を収集し、場所の特定や、立ち入りの可否、注意点などを事前に確認しましょう。インターネット上の情報だけでなく、地域の情報誌や、地元の人からの情報も役立ちます。
安全装備を準備する: 廃墟や廃村は、危険な場所である可能性があります。安全な服装（長袖、長ズボン、丈夫な靴など）を着用し、懐中電灯、ヘルメット、軍手、救急セットなど、必要な装備を準備しましょう。
単独行動は避ける: 廃墟や廃村巡りは、単独行動ではなく、複数人で行うようにしましょう。万が一の事態に備え、連絡手段を確保し、非常時の対応について話し合っておきましょう。
現地の状況をよく確認する: 廃墟や廃村に到着したら、まず周囲の状況を確認しましょう。建物の老朽化具合、足元の状態、周囲の危険なものなどを確認し、安全に配慮して行動しましょう。
無理な行動はしない: 少しでも危険を感じたら、無理をせずに引き返しましょう。安全第一を心がけ、自分の判断で行動しましょう。

廃墟・廃村を探すための情報源

安全に廃墟や廃村を探すためには、信頼できる情報源を活用することが重要です。以下に、主な情報源をご紹介します。

インターネット: 廃墟や廃村に関する情報は、インターネット上で多く公開されています。ただし、情報の真偽を確かめ、違法な場所や危険な場所には近づかないように注意しましょう。廃墟巡りに関するブログや、SNSでの情報交換も役立ちます。
書籍・雑誌: 廃墟や廃村に関する書籍や雑誌も多数出版されています。写真や詳細な情報が掲載されており、場所の特定や、安全な巡り方の参考になります。
地域情報誌: 地元の情報誌には、廃墟や廃村に関する情報が掲載されていることがあります。地元の歴史や文化を知ることができ、安全な場所を探すヒントになります。
地元の人: 地元の人に話を聞くことも、貴重な情報を得る方法です。廃墟や廃村の場所や、立ち入りの可否、注意点などを教えてもらうことができます。ただし、無許可で立ち入ることは避け、必ず許可を得てから訪れるようにしましょう。
廃墟・廃村ツアー: 専門家が企画・運営する廃墟・廃村ツアーに参加するのも、安全に楽しむための良い方法です。専門家の案内のもと、安全に廃墟や廃村を巡ることができ、詳しい解説を聞くこともできます。

東北地方の廃墟・廃村情報

東北地方には、魅力的な廃墟や廃村が点在しています。以下に、いくつかの情報をご紹介します。

青森県: 恐山温泉、大間崎の廃墟など、独特の雰囲気を持つ場所があります。
岩手県: 釜石鉱山、小岩井農場など、歴史的な建造物や産業遺産が残されています。
宮城県: 金華山、化女沼レジャーランドなど、自然と調和した廃墟があります。
秋田県: 小坂鉱山、玉川温泉など、温泉地や鉱山跡があります。
山形県: 銀山温泉、大山廃寺など、歴史的な温泉地や寺院跡があります。
福島県: 会津地方、飯館村など、震災の影響を受けた場所や、歴史的な集落があります。

これらの場所を訪れる際には、必ず事前に情報収集を行い、安全に配慮して行動しましょう。また、立ち入りの許可が必要な場合は、必ず許可を得てから訪れるようにしましょう。

廃墟・廃村巡りの注意点

廃墟や廃村巡りをする際には、以下の点に特に注意しましょう。

天候に注意する: 雨の日や強風の日など、天候が悪い日は、廃墟や廃村の危険性が高まります。天候が悪化しそうな場合は、無理に立ち入らないようにしましょう。
野生動物に注意する: 廃墟や廃村には、野生動物が生息している場合があります。近づきすぎたり、刺激したりしないように注意しましょう。
健康管理に注意する: 廃墟や廃村は、埃やカビ、有害物質などが存在する場合があります。マスクやゴーグルを着用し、健康に配慮しましょう。また、熱中症や脱水症状にも注意し、水分補給をこまめに行いましょう。
自己責任で行動する: 廃墟や廃村巡りは、自己責任で行う必要があります。万が一、事故やトラブルが発生した場合でも、自己責任で対応する必要があります。
マナーを守る: 廃墟や廃村を訪れる際には、マナーを守りましょう。ゴミを捨てたり、落書きをしたりする行為は、絶対にやめましょう。

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まとめ

廃墟巡りや廃村巡りは、魅力的な体験ですが、法的リスクや安全上の注意点も存在します。この記事で紹介した情報を参考に、安全に配慮しながら、廃墟や廃村巡りを楽しんでください。情報収集を徹底し、安全装備を準備し、周囲に配慮することで、より充実した体験ができるでしょう。そして、廃墟や廃村の持つ独特の雰囲気を味わい、忘れられた過去に思いを馳せてみましょう。

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