兄弟からの執拗な攻撃にどう対処する？精神的苦痛からの脱出と子供たちを守る方法

この記事では、兄弟からの執拗な攻撃によって精神的な苦痛を受けている方が、現状から脱出し、ご自身の子供たちを守るための具体的な方法について解説します。長年にわたる兄弟間の問題、特に妄想や嫌がらせ行為に悩まされている場合、どのように対応すれば良いのか、法的手段や相談窓口、子供たちへの影響を最小限に抑えるための対策など、多角的に掘り下げていきます。

兄弟から妄想による執拗な攻撃を受けて大変困っています。どうにか攻撃をよけたいのでお知恵を貸してください。長文ですみません。

20年以上、まともな付き合いはしていない兄弟で、被害妄想、妄想が酷く一方的にまくしたてるので話になりません。

私に過去に殺されそうになったとか、ずっと私から虐待を受けていたとか、兄弟のいさかいは私が兄弟を殺したくて何度も試みた殺人未遂の数々となり、親が受けた虐待の記憶は自分が私から受けた虐待なり、私が興信所を使って兄弟に探りをいれた、私が精神科に通院している事実を突き止め証拠を持っているとか（私に通院歴はない）と、本人は真剣にそうだと思っているので話になりません。

私は福祉系の仕事を役所でしているため、兄弟の状態は統合失調症にとても良く似てると感じます。ただ、兄弟は外面の良い人間、今のところ社会の中で就労して生きているようです。自分の現状については一切話さないのでどこに住んでいるか？何をしているかはここ40年近くわかりません。未婚、本人は精神科は受診してはいないようです。

近年、親が死去し、その際、私は財産は全て放棄すると伝えました。が、我が家の子供たちにも放棄を納得させないとならないとか、私が法を犯した犯罪者だと言い子供達にそれを教えないと可哀想だと独立した子供宅にまで押しかけるつもりのようです。

警察や法律相談にもその犯罪を明らかにすると騒ぎ立てているようです。もちろん根も葉もない事。当方になにもアクションがないことから騒ぎ立ても取り合ってもらってはいないようです。

私は兄弟なので、今以上の実害がないうちは仕方ないないと放置するつもりです。今も実害がないわけではなく大量のメール、昼夜問わない電話、私や主人の職場への嫌がらせ電話がつづいています。今程度の実害は我慢するつもりです。ただ、子供達にはそれぞれの人生があるので迷惑はかけたくはありません。

兄弟は私たち2人のみで、私の親側には頼る親戚はいません。

子供たちに迷惑がかからないように住民票を非開示にする事などはできるのでしょうか？DVなどであれば認められるようですが‥‥

また、脅しだけでいまのところはメールや電話での攻撃しかありませんが、どの時点でどこに相談したら良いお知恵を借りれる者でしょうか？

なにか良い手立はないものでしょうか？

長文となりましたがよろしくお願いします。

1. 現状の理解と問題の本質

まず、ご相談内容を深く理解し、問題の本質を整理することから始めましょう。長年にわたる兄弟間の確執、特に相手方の妄想に基づく攻撃は、非常に精神的な負担が大きいものです。今回のケースでは、以下のような問題点が挙げられます。

妄想に基づく攻撃: 相手方の兄弟は、事実に基づかない妄想を信じ込み、それに基づいて攻撃的な言動を繰り返しています。
嫌がらせ行為: メール、電話、職場への嫌がらせなど、具体的な行動によって日常生活に支障をきたしています。
子供たちへの影響: 兄弟の言動が、ご自身の子供たちに悪影響を及ぼす可能性を懸念されています。
法的・社会的な問題: 相手方の言動が、法的問題に発展する可能性も考慮する必要があります。

これらの問題点を踏まえ、具体的な対策を検討していくことが重要です。

2. 子供たちを守るための対策

子供たちへの影響を最小限に抑えるためには、以下の対策を講じることが有効です。

2-1. 子供たちへの説明と理解

子供たちが兄弟からの攻撃に巻き込まれないように、適切な説明をすることが重要です。子供たちの年齢や理解度に合わせて、事実を伝え、不安を解消するよう努めましょう。例えば、以下のような点を伝えることができます。

相手方の状況: 兄弟が抱えている問題（妄想など）について、子供たちが理解できるように説明します。ただし、専門的な用語を避け、分かりやすい言葉で伝えることが大切です。
事実と異なること: 兄弟が言っていることは事実ではないことを明確に伝えます。子供たちが混乱しないように、冷静に説明しましょう。
安全の確保: 子供たちが安全に生活できるように、必要な対策を講じていることを伝えます。例えば、連絡手段を制限したり、不審な人物に注意したりすることなどを伝えます。

2-2. 子供たちのプライバシー保護

子供たちの個人情報が相手方に漏れないように、プライバシー保護を徹底しましょう。具体的には、以下の対策が考えられます。

個人情報の管理: 子供たちの住所、連絡先、学校名などの個人情報を厳重に管理し、不用意に他人に教えないようにします。
SNSの利用: 子供たちがSNSを利用する際には、プライバシー設定を適切に行い、不特定多数に個人情報が公開されないように注意します。
学校との連携: 学校に状況を説明し、子供たちの安全確保に協力してもらうように依頼します。不審な人物が学校に近づかないように、注意を払ってもらうことも重要です。

2-3. 子供たちの心のケア

兄弟からの攻撃は、子供たちの精神的な健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。子供たちの心のケアにも配慮し、必要に応じて専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

話を聞く: 子供たちの話に耳を傾け、不安や悩みを聞き出すことが大切です。子供たちが安心して話せる環境を作り、感情を共有できるようにしましょう。
専門家のサポート: 子供たちの心のケアが必要な場合は、カウンセラーや専門医に相談することを検討します。専門家は、子供たちの心の状態を評価し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
安心できる環境: 子供たちが安心できる環境を整えることも重要です。家庭内でのコミュニケーションを密にし、愛情とサポートを与えることで、子供たちの心の安定を図りましょう。

3. 法的手段と相談窓口

兄弟からの攻撃がエスカレートし、日常生活に深刻な影響を及ぼす場合は、法的手段や相談窓口を利用することも検討しましょう。

3-1. 警察への相談

嫌がらせ行為がエスカレートし、生命や身体に危険が及ぶ可能性がある場合は、警察に相談しましょう。警察は、以下のような対応をしてくれます。

被害届の受理: 嫌がらせ行為の内容によっては、被害届を受理し、捜査を開始します。
警告: 相手方に警告を行い、嫌がらせ行為を止めるように促します。
接近禁止命令: 危険が迫っている場合は、接近禁止命令を出すことがあります。

警察に相談する際には、証拠となるもの（メールの履歴、電話の録音、嫌がらせの証拠など）をできる限り多く用意しておくと、スムーズな対応に繋がります。

3-2. 弁護士への相談

法的手段を検討する場合は、弁護士に相談しましょう。弁護士は、以下のようなサポートをしてくれます。

法的アドバイス: 状況に応じた適切な法的アドバイスを提供します。
法的措置: 嫌がらせ行為を止めるための法的措置（内容証明郵便の送付、接近禁止命令の申立て、損害賠償請求など）を検討します。
交渉: 相手方との交渉を代行します。

弁護士に相談する際には、これまでの経緯や証拠を整理しておくと、スムーズな相談に繋がります。

3-3. その他の相談窓口

警察や弁護士以外にも、相談できる窓口はあります。例えば、以下のような窓口が考えられます。

配偶者暴力相談支援センター: DV（ドメスティックバイオレンス）に関する相談を受け付けています。
精神保健福祉センター: 精神的な問題に関する相談を受け付けています。
地域包括支援センター: 高齢者の生活に関する相談を受け付けています。

これらの窓口では、専門家が相談に乗ってくれ、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

4. 住民票の非開示について

ご相談内容にある「子供たちに迷惑がかからないように住民票を非開示にする事などはできるのでしょうか？」という点について解説します。

住民票の非開示制度は、DV（ドメスティックバイオレンス）やストーカー行為など、生命や身体に危険が及ぶ可能性のある場合に、加害者からの住所特定を防ぐために利用できる制度です。今回のケースでは、兄弟からの攻撃がDVに該当するかどうかが、非開示制度を利用できるかどうかの重要なポイントになります。

DVに該当するかどうかは、以下の要素を考慮して判断されます。

身体的暴力: 殴る、蹴るなどの身体的な暴力行為。
精神的暴力: 脅迫、侮辱、人格否定など、精神的な苦痛を与える行為。
性的暴力: 性的な嫌がらせや性的行為の強要。
経済的暴力: 生活費を渡さない、財産を勝手に処分するなど、経済的な困窮に追い込む行為。
社会的隔離: 外部との接触を制限したり、交友関係を破壊したりする行為。

今回のケースでは、メールや電話での攻撃、職場への嫌がらせなどが行われており、精神的暴力に該当する可能性があります。しかし、DVと認められるためには、これらの行為が継続的かつ深刻であり、生命や身体に危険が及ぶ可能性があると判断される必要があります。

住民票の非開示を希望する場合は、市区町村の窓口に相談し、事情を説明する必要があります。窓口では、状況を詳しく聞き取り、非開示の可否を判断します。非開示が認められた場合、住民票の閲覧や交付が制限され、加害者からの住所特定を防ぐことができます。

ただし、非開示制度は、加害者からの攻撃を完全に防ぐものではありません。あくまでも、住所を特定されるリスクを軽減する手段の一つです。その他の対策と併用し、総合的に安全を確保することが重要です。

5. 今後の対応と心構え

最後に、今後の対応と心構えについてアドバイスします。

5-1. 冷静な対応

兄弟からの攻撃に対しては、冷静に対応することが重要です。感情的にならず、事実に基づいた対応を心がけましょう。相手方の言動に過剰に反応すると、相手方の思うつぼになる可能性があります。

5-2. 記録の重要性

嫌がらせ行為の記録を詳細に残しておくことが重要です。メールの履歴、電話の録音、嫌がらせの証拠などを保管しておきましょう。これらの記録は、警察や弁護士に相談する際に役立ちます。

5-3. 自己防衛の意識

自己防衛の意識を持ち、安全を確保することが大切です。不審な人物には近づかない、個人情報をむやみに教えないなど、自己防衛のための対策を講じましょう。

5-4. 専門家との連携

一人で抱え込まず、専門家との連携を積極的に行いましょう。警察、弁護士、カウンセラーなど、専門家は、あなたの状況を理解し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

5-5. 心のケア

精神的な負担が大きい場合は、心のケアを怠らないようにしましょう。趣味に没頭したり、友人や家族と話したりして、ストレスを解消しましょう。必要に応じて、カウンセリングを受けることも検討しましょう。

今回のケースは、非常に複雑で、長期的な解決が必要となる可能性があります。焦らず、一つ一つ問題を解決していくことが大切です。ご自身の心と子供たちの安全を守るために、できることから始めていきましょう。

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6. まとめ

兄弟からの執拗な攻撃は、精神的な苦痛を伴い、日常生活に大きな影響を及ぼします。今回の記事では、このような状況から脱出し、ご自身の子供たちを守るための具体的な方法について解説しました。主なポイントは以下の通りです。

現状の理解: 問題の本質を理解し、具体的な対策を検討することが重要です。
子供たちを守る対策: 子供たちへの説明、プライバシー保護、心のケアを行い、子供たちへの影響を最小限に抑えます。
法的手段と相談窓口: 警察や弁護士に相談し、法的手段を検討することも必要です。
住民票の非開示: 状況に応じて、住民票の非開示制度を利用することも検討できます。
今後の対応と心構え: 冷静な対応、記録の重要性、自己防衛の意識、専門家との連携、心のケアを心がけましょう。

これらの対策を講じることで、兄弟からの攻撃による精神的な苦痛から解放され、ご自身の子供たちを守り、平穏な日常生活を取り戻すことができるはずです。焦らず、一つ一つ問題を解決していくことが大切です。困難な状況ではありますが、諦めずに、前向きに取り組んでいきましょう。

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