放課後等デイサービスでの「おかしい」現状…見過ごせない問題への対処法
放課後等デイサービスでの「おかしい」現状…見過ごせない問題への対処法
この記事では、放課後等デイサービスで働くあなたの悩みにお答えします。児童指導員として採用されたものの、職場の現状に疑問を感じ、どのように対応すべきか迷っているあなたへ、具体的なアドバイスをお届けします。専門的な知識と経験に基づき、問題解決への道筋を示し、あなたがより良い環境で働けるようにサポートします。
放課後等デイサービスで児童指導員の正社員として採用されて現在働いています。勤務初日からおかしいところが大量にあり有識者様に質問させていただきたいです。
まず、発達が重い利用者様が多いにも関わらず個別の特質や特性をまとめたファイルなどは存在せず、パートの方々も利用者様の特質を理解しないまま仕事をしていました。3年以上働いている職員でもです。
また、支援といってもただ放置しているだけで、個別の特性に合った療育などは皆無で教室内で自慰行為にふける子、他人に暴力を振るう子、頭を永遠に床にぶつける子…..などなど今まで見てきた中で最悪な環境でした。
自発管に個別支援計画書ではどのような目標をたて、支援していこうと考えていますか?と質問しましたが、質問の意味がわからないというか長期での目標は立てていません。と言われてしまいました…。
私にも書類などの説明は何もなく支援記録など書いてる人は1人もいませんでした。責任者か自発管が残って書いているのかもしれませんが日中は誰も書類などは書かずぼ〜っとしてるだけでした。
また、おやつの時間がありみんなでおやつを食べていましたが、涎を垂らしても放置、口がチョコまみれでも放置、もちろん歯磨きもなし。結局口の周りをチョコや鼻水まみれにしたまま家まで帰っていました。
責任者や自発管からはうちは身体接触をしない教育をしているので利用者を無闇に触らないでくださいと言われ、手を繋いだりはできないと言われました。パートの方たちも抱きついてきた子供達を無表情で払いのける仕草を多々していました。
私は放課後等デイサービスで働くのは初で今までは社会福祉法人でグループホームのアルバイトとして働いていました。アルバイトですらさまざまな書類を書いたり、支援計画などの指示を受けたりしていたので何かおかしい。。と思いました。
支援の仕方にも賛同できません。すぐここはやめようとは思っていますが通報などした方が良いのでしょうか?叩いたり暴言を吐いたりなどの明らかな虐待ではないのですがここで放置されたことで社会性を身につけることなく卒業してしまう支援者様がとても不憫に感じてしまいます。。。
※できれば現場で働いている方のご意見が聞きたいので通りすがりの人や冷やかしの方はご回答をお控えください。私が未熟で知識がないことも自覚しております。よろしくお願いします。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、あなたの置かれている状況を整理し、問題点を具体的に把握しましょう。現状を客観的に見つめることで、取るべき行動が見えてきます。以下に、主な問題点をまとめました。
- 情報共有の欠如: 利用者の個別特性に関する情報が共有されておらず、適切な支援が行われていない。
- 療育の質の低さ: 個別の特性に合わせた療育が提供されておらず、放置状態になっている。
- 記録の不備: 支援記録が作成されておらず、支援の質を評価・改善する仕組みがない。
- 衛生管理の不徹底: 食事後の口腔ケアなど、基本的な衛生管理が行われていない。
- 身体的接触への制限: 適切なスキンシップが制限され、子どもたちの情緒的な発達に悪影響を及ぼす可能性がある。
これらの問題は、子どもの発達に悪影響を及ぼすだけでなく、あなた自身の精神的な負担も増大させる可能性があります。問題点を明確にすることで、具体的な対策を立てやすくなります。
2. 職場環境改善のための具体的なステップ
現状を改善するために、具体的なステップを踏んでいきましょう。まずは、あなたができることから始め、徐々に周囲を巻き込んでいくことが重要です。
ステップ1: 情報収集と記録
まずは、現状を把握するための情報収集から始めましょう。具体的には、以下の点を意識してください。
- 記録の開始: 支援記録がないとのことですが、まずはあなたが関わった子どもの様子を記録し始めましょう。日々の行動、言動、反応などを詳細に記録することで、問題点を客観的に把握できます。
- 情報収集: 利用者の個別特性に関する情報を、保護者や関係者から積極的に収集しましょう。可能であれば、これまでの支援内容や課題についても詳しく聞いてみましょう。
- 写真や動画の活用: 子どもたちの様子を記録するために、写真や動画を活用することも有効です。ただし、個人情報保護には十分注意し、保護者の許可を得てから使用しましょう。
ステップ2: 上司への相談と提案
情報収集と記録を通じて問題点が明確になったら、上司に相談し、改善策を提案しましょう。相談する際には、感情的にならず、客観的な事実に基づいて話すことが重要です。以下に、相談と提案のポイントをまとめます。
- 相談の準備: 事前に、問題点と改善策を具体的にまとめた資料を作成しておきましょう。記録や収集した情報も提示し、あなたの考えを裏付ける根拠を示しましょう。
- 具体的な提案: 療育プログラムの導入、情報共有の仕組み作り、記録の徹底など、具体的な改善策を提案しましょう。
- 協力体制の構築: 積極的に周囲の職員とコミュニケーションを取り、協力体制を築きましょう。
ステップ3: 関係機関との連携
職場の状況によっては、単独での改善が難しい場合もあります。その場合は、関係機関との連携も検討しましょう。具体的には、以下の機関への相談が考えられます。
- 児童相談所: 虐待の疑いがある場合は、児童相談所に相談しましょう。
- 市区町村の障害福祉担当窓口: 地域の障害福祉に関する情報や支援について相談できます。
- 専門家: 発達障害に関する専門家(医師、心理士、言語聴覚士など)に相談し、アドバイスを求めることも有効です。
3. 専門家からのアドバイス
専門家は、あなたの抱える問題に対して、具体的なアドバイスを提供してくれます。以下に、専門家からのアドバイスをまとめました。
- 個別支援計画書の重要性: 個別支援計画書は、子どもの成長を促すための重要なツールです。目標設定、支援内容、評価方法などを明確にすることで、質の高い支援を提供できます。
- チームアプローチの必要性: 児童指導員だけでなく、保護者、医師、心理士など、様々な専門家が連携して支援を行うことが重要です。
- 研修の活用: 発達障害に関する知識や支援スキルを向上させるために、研修を積極的に活用しましょう。
4. 労働環境と自身のキャリアについて
現在の職場環境が改善されない場合、あなたのキャリアプランを考慮することも重要です。無理をして心身を壊してしまう前に、次のステップを検討しましょう。
ステップ1: 情報収集と自己分析
まずは、あなたのキャリアプランを明確にするために、情報収集と自己分析を行いましょう。
- 自己分析: あなたの強み、興味、価値観などを明確にしましょう。
- 情報収集: どのような職場で働きたいのか、どのような支援をしたいのかなど、具体的な情報を集めましょう。
- 転職エージェントの活用: 転職エージェントに相談し、あなたの希望に合った求人を探してもらいましょう。
ステップ2: 転職活動の準備
転職を検討する場合は、以下の準備を行いましょう。
- 履歴書・職務経歴書の作成: あなたの経験やスキルをアピールできる履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
- 面接対策: 面接で聞かれる可能性のある質問を想定し、回答を準備しておきましょう。
- 情報収集: 転職先の情報を収集し、自分に合った職場かどうかを見極めましょう。
ステップ3: 転職後のキャリアプラン
転職後も、あなたのキャリアプランを継続的に見直し、成長し続けることが重要です。
- 目標設定: 短期的な目標と長期的な目標を設定し、キャリアプランを具体的にしましょう。
- スキルアップ: 専門知識やスキルを向上させるために、研修や資格取得に積極的に取り組みましょう。
- ネットワーキング: 積極的に他の専門家と交流し、情報交換や情報収集を行いましょう。
5. 通報の検討と注意点
虐待や不適切な支援が行われている場合は、通報も検討する必要があります。ただし、通報する前に、以下の点に注意しましょう。
- 証拠の収集: 虐待の証拠となる記録や証言を収集しましょう。
- 相談先の選定: 児童相談所、市区町村の障害福祉担当窓口など、適切な相談先を選びましょう。
- 通報後の対応: 通報後の対応について、事前に情報を収集しておきましょう。
通報は、子どもたちの権利を守るために重要な手段ですが、慎重な判断が必要です。専門家や関係機関に相談し、適切な対応を検討しましょう。
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6. まとめと今後のアクションプラン
放課後等デイサービスでの問題は、あなた一人の力で解決できるものではありません。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、子どもたちの未来を明るくすることができます。以下に、今後のアクションプランをまとめます。
- 情報収集と記録の徹底: 子どもたちの様子を詳細に記録し、問題点を客観的に把握する。
- 上司への相談と提案: 記録に基づき、具体的な改善策を提案する。
- 関係機関との連携: 必要に応じて、児童相談所や専門家と連携する。
- 自己分析とキャリアプランの検討: 職場環境が改善されない場合は、転職も視野に入れ、キャリアプランを検討する。
- 通報の検討: 虐待の疑いがある場合は、専門家と相談し、通報を検討する。
あなたの行動が、子どもたちの未来を大きく変える力となります。困難な状況ではありますが、諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています。
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