ひきこもり17年、34歳息子との生活に疲弊…母が抱える絶望と、未来を切り開くための具体的な方法

この記事は、長期間のひきこもり状態にある34歳の息子さんと、その介護をされている67歳のお母様が抱える深刻な問題に焦点を当てています。日々の生活に疲れ果て、将来への不安から「死」という言葉が頭をよぎるほど追い詰められているお母様。この絶望的な状況から抜け出し、息子さんの自立を促し、ご自身が穏やかな老後を送るための具体的な方法を、キャリアコンサルタントの視点から提案します。

ひきこもり17年入退院を繰り返して現在34歳母子家庭で2人暮らし私は今67歳で息子は作業所に行くけど長続きせず部屋でスマホゲームして昼夜逆転で今私はギリギリで死もちらつきます息子から離れたいですどうした
らいいのか解りませんどこに相談すればいいか教えてください。早急に

このご相談は、非常に深刻な状況を表しています。長期間にわたるひきこもり、入退院の繰り返し、昼夜逆転の生活、そして将来への絶望感。これらは、ご本人だけでなく、介護をされているお母様にとっても、心身ともに大きな負担となっていることでしょう。まずは、あなたが置かれている状況を深く理解し、具体的な解決策を提示していきます。

1. 現状の整理と問題の明確化

まず、現状を客観的に整理し、問題点を明確にすることが重要です。以下の点を具体的に書き出してみましょう。

息子の状況： ひきこもりの期間、これまでの治療歴、作業所の継続状況、日常生活の様子（食事、睡眠、入浴など）、コミュニケーションの頻度と内容、金銭管理など。
あなたの状況： 1日のタイムスケジュール、健康状態、経済状況、精神的な負担、誰かに相談できる相手の有無、今後の生活に対する不安など。
家族関係： 息子との関係性、過去の経緯、現在のコミュニケーションのパターン、互いの感情など。

これらの情報を整理することで、問題の本質が見えてきます。例えば、息子のひきこもりの原因が精神疾患にあるのか、それとも生活習慣の問題なのか、あるいはその両方なのか。あなたの健康状態が悪化している原因は何か。経済的な不安はどの程度なのか。これらの点を具体的に把握することで、適切な支援策を見つけることができます。

2. 専門機関への相談

一人で抱え込まず、専門機関に相談することが重要です。以下の機関を検討しましょう。

精神科医・心療内科： 息子の精神的な問題を専門的に診察し、適切な治療法を提案してくれます。必要に応じて、入院や通院治療、薬物療法などが行われます。
精神保健福祉センター： 精神保健に関する相談や支援を行っています。専門の相談員が、あなたと息子の状況に応じたアドバイスや情報提供をしてくれます。また、地域にある様々な支援機関を紹介してくれます。
保健所： 健康に関する相談や情報提供を行っています。精神保健福祉センターと同様に、地域にある支援機関を紹介してくれます。
地域包括支援センター： 高齢者の介護や福祉に関する相談窓口です。あなたの介護負担を軽減するためのサービスや、経済的な支援について相談できます。
ひきこもり支援相談窓口： ひきこもりに関する専門的な相談を受け付けています。ひきこもりの原因や、具体的な解決策についてアドバイスをもらえます。

これらの機関に相談することで、専門的なアドバイスや支援を受けることができます。また、あなた自身の心のケアも重要です。カウンセリングや精神科医の診察を受けることで、精神的な負担を軽減し、前向きな気持ちで問題に取り組むことができるようになります。

3. 息子の自立支援

息子の自立を促すためには、段階的なアプローチが必要です。焦らず、息子のペースに合わせて、少しずつ目標を達成していくことが重要です。

本人の意欲を引き出す： 息子が自立したいという気持ちを持つことが、最も重要です。まずは、息子の興味や関心を探り、それを活かせるような活動を提案してみましょう。例えば、ゲームが好きなら、ゲーム関連の仕事やボランティア活動などを検討してみるのも良いでしょう。
生活習慣の改善： 昼夜逆転の生活を改善するために、規則正しい生活リズムを確立することが重要です。まずは、決まった時間に食事をとり、睡眠時間を確保することから始めましょう。
就労支援： 就労移行支援事業所や、障害者就業・生活支援センターなどの支援機関を利用し、就労に向けた準備を始めましょう。これらの機関では、就職に関する相談や、職業訓練、職場実習などを受けることができます。
グループホームや共同生活援助： 自立した生活を送るための練習として、グループホームや共同生活援助などの施設を検討することもできます。これらの施設では、生活支援や、仲間との交流を通して、自立に向けたスキルを身につけることができます。

息子の自立支援は、長期的な取り組みとなります。焦らず、根気強く、息子をサポートしていくことが重要です。また、息子の自立をサポートするためには、あなたの協力が不可欠です。息子の気持ちを理解し、励まし、応援することで、息子は自信を持って、自立への道を歩むことができるでしょう。

4. あなた自身のケア

あなた自身の心身の健康を保つことも、非常に重要です。以下の点に注意しましょう。

休息と睡眠： 十分な休息と睡眠を確保し、心身の疲れを癒しましょう。
気分転換： 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。
相談相手を持つ： 家族や友人、専門家など、誰かに悩みを打ち明け、話を聞いてもらいましょう。
自分の時間を確保する： 息子のことだけでなく、自分の時間も大切にしましょう。自分の好きなことをしたり、リラックスしたりする時間を持つことで、心のバランスを保つことができます。
専門家のサポートを受ける： カウンセリングや精神科医の診察を受け、心のケアを行いましょう。

あなたは、長期間にわたり、息子さんの介護をされてきました。心身ともに疲労困憊していることと思います。まずは、ご自身の心と体を大切にしてください。休息を取り、気分転換をし、誰かに相談することで、少しずつでも前向きな気持ちを取り戻すことができます。そして、あなた自身が元気でいることが、息子さんの自立を支える力にもなります。

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5. 経済的な問題への対策

母子家庭で、経済的な不安を抱えている方も少なくありません。以下の制度や支援を活用しましょう。

生活保護： 収入が少ない場合や、生活に困窮している場合は、生活保護を検討しましょう。
障害年金： 息子さんが精神疾患を患っている場合、障害年金の受給を検討しましょう。
児童扶養手当： 母子家庭の場合、児童扶養手当を受給することができます。
就労支援： 息子さんが就労できるようになれば、収入が増え、経済的な不安を軽減することができます。
その他： 地域の福祉サービスや、NPO法人などの支援団体が提供する経済的な支援制度も活用しましょう。

経済的な問題は、精神的な負担を増大させる要因となります。早めに専門機関に相談し、利用できる制度や支援を最大限に活用しましょう。

6. 具体的な行動計画の作成

上記の情報を参考に、具体的な行動計画を作成しましょう。いつまでに、何をするのか、具体的な目標を設定し、それを達成するためのステップを細かく分けて計画を立てましょう。計画を立てる際には、現実的な目標を設定し、無理のない範囲で進めていくことが重要です。計画がうまくいかない場合は、柔軟に修正し、状況に合わせて対応していきましょう。

以下は、行動計画の例です。

1ヶ月以内： 精神保健福祉センターに相談し、息子の状況を説明し、今後の支援について相談する。
3ヶ月以内： 息子を精神科医に受診させ、適切な治療を開始する。
6ヶ月以内： 息子と話し合い、就労支援事業所の見学や体験に参加する。
1年以内： 息子が就労支援事業所に通い、就労に向けた準備を開始する。

この計画はあくまで一例です。あなたの状況に合わせて、具体的な行動計画を作成してください。

7. 未来への希望を持つために

現状は非常に厳しいかもしれませんが、未来への希望を捨てないでください。息子さんの自立を信じ、あなた自身も前向きに生きていくことが大切です。そのためには、以下の点を心がけましょう。

小さな成功を積み重ねる： 息子の小さな変化や進歩を認め、褒めてあげましょう。
感謝の気持ちを持つ： 息子や周囲の人々への感謝の気持ちを忘れずに、感謝の言葉を伝えましょう。
目標を持つ： 息子の自立だけでなく、あなた自身の目標も持ちましょう。趣味や興味のあることに挑戦したり、新しいことを学んだりすることで、生きがいを見つけることができます。
休息とリフレッシュ： 定期的に休息を取り、心身ともにリフレッシュしましょう。
専門家のサポートを受ける： カウンセリングや精神科医の診察を受け、心のケアを行いましょう。

困難な状況に直面しているかもしれませんが、諦めずに、一歩ずつ前に進んでいきましょう。あなたの努力は、必ず報われます。そして、未来には、明るい希望が待っています。

8. 関係機関の連絡先

相談できる機関の連絡先をまとめておきます。これらの機関に連絡し、相談してみましょう。

精神保健福祉センター： お住まいの地域の精神保健福祉センターを検索してください。
保健所： お住まいの地域の保健所を検索してください。
地域包括支援センター： お住まいの地域の地域包括支援センターを検索してください。
ひきこもり地域支援センター： お住まいの地域のひきこもり地域支援センターを検索してください。
ハローワーク： お住まいの地域のハローワークを検索してください。

これらの機関は、あなたの状況に合わせて、様々な支援を提供してくれます。遠慮なく相談し、必要な支援を受けましょう。

9. 最後に

今回の相談は、非常に深刻なものでした。しかし、諦めずに、一歩ずつ前に進んでいくことで、必ず状況は改善します。まずは、専門機関に相談し、適切な支援を受けることから始めましょう。そして、あなた自身の心と体を大切にし、未来への希望を捨てずに、前向きに生きていきましょう。あなたの努力が、息子さんの自立と、あなた自身の穏やかな老後につながることを心から願っています。

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