造園会社の経営者が直面する公共工事の苦境：倒産危機からの脱出と再起への道

この記事では、造園会社を経営されている方が直面している公共工事における様々な問題、具体的には、経営状況の悪化、資金繰りの問題、官公庁との関係性、そして今後の事業継続について、具体的な解決策とアドバイスを提供します。

私は従業員が５０人ほどいた株式会社の代表取締役をしていて我が社は造園会社で祖父の代からの大阪府大阪市の１００％指名入札業者で大阪の各部の名勝や公園や街路樹を植栽及び維持管理をしていましたが、当時の大阪市の自民党の磯村市長が｢大阪にオリンピックを誘致する｣と言い出して各国から視察に来る外国人から｢大阪は”緑”が少ない｣と指摘され建設局や港湾局やゆとりと緑の振興局や財務局や公園事務所は”鬼”のように仕事を発注してきました。中でも埋立て地の舞州咲州は我が社から死人が出そうなほど過酷な工事で、なぜなら埋立て地なので”影”がなく舞州大橋を渡ると自販機も水道もなくバタバタと強面の職人達が熱中症になるほどの”戦場”でした。東京と比べてみても大阪は公園を作る土地がなく、それでも磯村は｢５本の植木の間に４本の植木を植えろ｣｢明日はオランダの視察団が来るので、ひまわりは全部捨ててチューリップを植えろ｣と号令してました。ところがオリンピックの開催地が”北京”に決まると磯村は愛弟子の関を新しい市長にして、関市長は｢税金の無駄遣い｣と言い出して全ての造園工事をストップして、さっさと磯村は退職金を貰って引退しました。関市長は人件費削減のためにシルバー人材センターの”素人”の老人達に造園の仕事を与えて大阪の造園会社はバタバタと倒産しました。我が社もフラフラで２回の不渡りを出して今でも耐えていますがイライラするのが市役所や府庁や区役所の植木の維持管理をしてるのが法人税を収めてない八尾市や宝塚市の造園会社がしていることです。財務局の局長が私に｢手形を作れるようになれば再び工事を発注する｣と言いますが、不渡りを２回も出した会社は新たな手形は作れません。大阪府大阪市は手形で工事費を支払うのでしょうか？補足私は長年、公共工事に携わってきましたが、大阪府大阪市は”天下り”のやり放題で(株)舞州スポーツセンターなどを設立して毎回、選挙前は１枚１万円ほどのパーティ券を５０枚は買わされて妻と二人で行くと驚くほどの質素な料理でビックリしました。橋下市長は梅田の北コンテナヤードの跡地を”公園”にすると豪語していますが、我社が命懸けで桜の木の街路樹を植栽した舞州咲州夢州は一体どうするのでしょうか？

造園業界で長年、公共工事に携わってこられた経営者の方からのご相談ですね。大阪市の公共工事を巡る、非常に厳しい状況が目に浮かぶようです。オリンピック誘致という一大プロジェクトに翻弄され、その後の市長交代による方針転換、そして経営状況の悪化と、まさに激動の時代を生き抜いてこられたことと思います。この状況を打開し、事業を継続していくために、具体的な対策を一緒に考えていきましょう。

1. 現状分析：抱えている問題の整理

まずは、現状を客観的に分析し、抱えている問題を整理することから始めましょう。ご相談内容から、以下の点が問題として挙げられます。

経営状況の悪化: 2度の不渡りを出しており、資金繰りが非常に厳しい状況です。
公共工事の減少: 市長交代による公共工事のストップ、シルバー人材センターへの発注などにより、仕事が減少しています。
競争激化: 法人税を納めていない業者との競争により、価格競争に巻き込まれています。
官公庁との関係性: 過去の政治的な背景や、天下り問題など、官公庁との関係性にも課題があります。
資金調達の困難さ: 不渡りを出したことにより、新たな手形の発行が難しく、資金調達が困難になっています。
将来への不安: 舞洲咲洲の将来や、梅田の公園計画など、今後の事業展開に対する不安を抱えています。

これらの問題を一つずつ解決していくことが、事業再建への第一歩となります。

2. 資金繰り改善策：倒産を回避するために

最も喫緊の課題は、資金繰りの改善です。2度の不渡りを出している状況から、早急な対策が必要です。

2-1. 短期的な資金調達

金融機関との交渉: メインバンクや取引のある金融機関に、資金繰りの相談をしましょう。これまでの取引実績や、事業計画を説明し、融資やリスケジュール（返済猶予）を検討してもらいましょう。
政府系金融機関の活用: 日本政策金融公庫などの政府系金融機関は、中小企業向けの融資制度を多く持っています。事業再生に向けた融資や、緊急時の融資制度などを活用できないか検討しましょう。
ファクタリングの検討: 売掛債権をファクタリング会社に売却し、現金化する方法です。早期に資金を調達できますが、手数料がかかるため、慎重に検討する必要があります。
資産の売却: 不動産や車両など、不要な資産を売却し、資金を調達することも検討しましょう。

2-2. 支出の削減

コストの見直し: 材料費、外注費、人件費など、あらゆるコストを見直し、削減できる部分がないか検討しましょう。
固定費の削減: 事務所家賃、リース料など、固定費の削減も重要です。
人員削減: やむを得ない場合、人員削減も検討する必要があります。ただし、解雇ではなく、希望退職の募集や、一時的な休業なども検討しましょう。

2-3. 資金繰り表の作成と管理

資金繰り表を作成し、毎日の入金と出金を管理しましょう。これにより、資金の状況を正確に把握し、資金不足に陥る前に対応策を講じることができます。

3. 事業戦略の見直し：生き残るための戦略

資金繰りの改善と並行して、事業戦略を見直し、新たな収益源を確保する必要があります。

3-1. 公共工事への依存からの脱却

民間工事への参入: 個人邸の庭園、マンションの植栽、商業施設の緑化など、民間工事への参入を検討しましょう。
造園以外の事業への展開: 植木の販売、ガーデニング教室の開催、緑化に関するコンサルティングなど、造園以外の事業への展開も検討しましょう。
他社との連携: 他の造園会社や、建設会社などと連携し、共同でプロジェクトに取り組むことで、事業規模の拡大や、新たな顧客獲得を目指しましょう。

3-2. 競争力の強化

技術力の向上: 最新の造園技術や、デザイン力を習得し、他社との差別化を図りましょう。
価格競争からの脱却: 付加価値の高いサービスを提供し、価格競争から脱却しましょう。
顧客満足度の向上: 顧客とのコミュニケーションを密にし、顧客満足度を高めることで、リピーターの獲得や、口コミによる集客を目指しましょう。

3-3. 大阪府大阪市との関係性改善

過去の経緯から、官公庁との関係性は難しいかもしれませんが、諦めずに、関係性の改善に努めましょう。

情報収集: 大阪府大阪市の公共工事に関する情報を収集し、入札に参加できる案件がないか常に確認しましょう。
実績のアピール: これまでの実績や、技術力をアピールし、信頼回復に努めましょう。
コンプライアンスの遵守: 法令遵守を徹底し、クリーンな企業イメージを確立しましょう。

4. 具体的なアクションプラン

上記の対策を基に、具体的なアクションプランを作成し、実行に移しましょう。以下は、その一例です。

資金繰り表の作成と管理: 毎日の入金と出金を記録し、資金の状況を把握する。
金融機関との交渉: メインバンクに資金繰りの相談をし、融資やリスケジュールを検討する。
事業計画の見直し: 民間工事への参入、造園以外の事業への展開など、新たな収益源を検討する。
コスト削減: 材料費、外注費、固定費など、あらゆるコストを見直し、削減できる部分を洗い出す。
技術力の向上: 最新の造園技術や、デザイン力を習得するための研修に参加する。
情報収集: 大阪府大阪市の公共工事に関する情報を収集し、入札に参加できる案件がないか確認する。
顧客とのコミュニケーション: 顧客とのコミュニケーションを密にし、顧客満足度を高める。

5. 専門家への相談

一人で抱え込まず、専門家への相談も検討しましょう。以下のような専門家が、あなたの事業をサポートしてくれます。

税理士: 資金繰りや税務に関する相談ができます。
中小企業診断士: 事業戦略や経営改善に関するアドバイスができます。
弁護士: 法的な問題や、契約に関する相談ができます。
事業再生コンサルタント: 倒産回避や、事業再生に関する専門的なアドバイスができます。

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6. 成功事例の紹介

厳しい状況から脱出し、事業を再建した造園会社の成功事例を紹介します。

事例1: 地方都市の造園会社A社は、公共工事の減少と、価格競争の激化により、経営が悪化していました。そこで、A社は、個人邸の庭園や、商業施設の緑化に注力し、デザイン性の高い庭園を提案することで、価格競争から脱却しました。また、地域密着型のサービスを提供し、顧客との信頼関係を築くことで、リピーターを増やし、業績を回復させました。

事例2: 大都市の造園会社B社は、公共工事への依存度が高く、経営が不安定でした。そこで、B社は、植木の販売や、ガーデニング教室の開催など、新たな事業を展開し、収益源を多様化しました。また、最新の造園技術を導入し、他社との差別化を図ることで、競争力を高め、業績を向上させました。

7. まとめ：未来への希望を胸に

今回の相談は、非常に厳しい状況からのスタートですが、諦めずに、一つずつ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。資金繰りの改善、事業戦略の見直し、そして、専門家のサポートを組み合わせることで、事業の再建、そして、未来への希望を掴むことができるはずです。困難な状況を乗り越え、再び活気あふれる造園会社として、大阪の街の緑を育んでいくことを心から応援しています。

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